10月にはいった。
ここからは18歳下の先生はまったーーーーーく態度にださず
ごく普通、でもちょっとぎこちない態度に変わっていた。
私は、態度が一変されて、ますます混乱していた。
どうでもよかったらもちろん気にならない。
どうでもよくなくなったから、混乱していた。
ブログに私の書いた気持ちは伝わったか?
とまず疑問だったけど、次の日あったときはじめてずっとムシ?された。
挨拶もなし、ただ子供と楽しくじゃれてます、のようなかんじだった。
このパターンははじめてだ、
とかいちいちお迎えにいくたびに
先生の態度をみては(直接みるわけじゃなく視界の隅に確保して観察)
一喜一憂というかいろいろ考えてた。
圭介くんから、
櫻田さんから連絡きたか?ときかれた。
ない。といった。
なら、ブログみてるのかもしれないなら、
そこにかいちゃえば?
あとは電話でよびだすとか、
と提案された。
圭介くんは嫉妬する、といいながらも
私の話にすごく耳を傾けてくれていた。
私がどうしたいのか、どうすれば満足なのか、
よく聞いてくれた。
考えた末、
もしこのブログをみていたら、連絡がほしい。
聞きたいことがある。
ただ、社則で違反になる行為になるだろうから
このアメブロにメールをください。
現場(施設)ではひとの数がおおすぎてとても
話せないから。
という内容のブログを10月上旬にかいた。
本人がみたらすぐわかるようにして書いた。
ブログにアップしたあと、すぐに圭介くんにみてもらった。
いいんじゃない?ちょっとだけほかの人がみると
おかしい人になるかもしれないけど。
でもいいよ、これしかないよ、
できることはしよう。
みたいに励ましてくれた圭介くん。
私の妄想というか幻想にも真剣につきあってくれた圭介くん。
この日、あと次の日はしおんが体調悪くなりたまたま学童は
欠席した。
欠席のメールをいれたとき、
返事メールがあったのは櫻田さんからだった。
ブログをみてるかわからない。
その記事をみたのかもわからない。
でも、普通の業務上の返信メールだった。
欠席したから、しおんの宿題をとりに私は小学校にいった。
そのときに、たまたま櫻田さんにあえればいいなあとも思いながら。
会えなかったけれど。
小学校の担任の先生と話したりもしたが、
やっぱりここは小学校であって、小学校に併設されている
学童という施設。
雰囲気がやっぱりとてもでないけど
個人的に接触したり
連絡とりあったり。
ましてや直接学校外で会うとか
とてもしてはいけないことなんだろうなと
そんな風に思えた。
当たり前のことだけれど、
昼間小学校にいき改めてそう思った。
現に小学校の教師と保護者とか、
施設の先生と保護者とかの
恋愛って、
不倫であってもただの不倫ではなく
ばれると県や市の問題レベルにまでなると
きいた。
それはそうなんだろうな。
お迎えにいっても自分が理性しかでてこない原因も
ここだった。
学童に子供を預けてる既婚の母親という身で
個人的に異性の職員と接触をもとうとしても
とてもできない雰囲気。
当たり前のことだったのだけれど。
ブログに連絡くれとかいても、
見ていてもくるはずはない。
結局これも連絡はこなかった。
結局しおんが元気になり、また私は学童にしおんを迎えにいった。
その日、会った時の櫻田さんの表情は今も鮮明に覚えてる。
ブログに連絡くださいとかいて、はじめて会った日。
みていたかはわからない。
でも櫻田さんは、
すごく寂しそうな、そうゆう目をしながら
【おかえりなさい】といってくれた。
落ち込んでいるというか、明らかに元気はなかったように見えた。
ただ、久しぶりにみた、私の好きな櫻田さんの目。
すっごいきれいな目をした人だなあ、とまた思ってしまった。
澄んでるというか吸い込まれそうで。
すごくきれいだった。