瞬いた光

超年下男子との恋と、似た者同士既婚者同士、恋の話。

23.「超年下男子に恋をした」恋をしはじめた?


9/1は、櫻田さんは珍しくなにも話しかけてこなかった。

 

確か次の日も他の子供がよってきていたから、

一応帰りに私の後ろにはきてくれたが、お見送りはされなかった。

 

9/3、はじめて?なにもなかったときと同じように

普通に私をスルーした。

 

私も毎日迎えにいくたびにビクビク?ではないけど

緊張してはいた。

だからこの時は久しぶりにスルーされ普通の態度になってくれて

ホっとしたのを覚えてる。

 

9/4も確か子供がじゃれてきてて、私のところにはこなかった。

 

ただ、ここらへんから気が付いたことがあった。

 

 

櫻田さんが私の服をよくみている、多分。

というか私をみているのか?

 

とりあえず自分をみていることに気が付いた。

 

しかし、ほかの母親のことも同じように見てるのかも

しれないけれど。

 

 

 

で、9/7。

お迎えにいったら、京野さんはいない。

いない日は必ずといっていいほど私に近寄ってくる櫻田さん。

 

予想通り、近づいてきた。

ただ、私は普通に話しずらくなっていた。

だから沈黙していた。

たぶんかなり不自然だったと思う。

 

櫻田さんは、変だと思ったのか私の顔をみたけど

私は見なかった。見れなかった。

固まっていたというか・・・。

 

そのまま帰宅。

 

 

でも、悪かったな。

なんとかしたいな。

 

 

 

自宅に帰ってからそう思った。

 

 

しおんの明日の持ち物の1つが自宅ではなく

学童にあることに気が付いた。

 

そうだ、夜おそくいけば保護者とかも少なくて

メモも渡せるかな、

ついでに話せるかな、

 

とも思って、子供たちには夕ご飯をたべさせたまま

自分はもう一回学童にむかった。

 

 

でも実際いくと、子供もまだ予想以上にいるし

櫻田さんは子供たちといる。

 

子供たちといるのにそこに割って入るわけにはいかない。

 

結局

ただしおんのロッカーにブツをとりにいっただけで終わった。

 

なんの意味もなし。

 

 

 

だけれど、

自分の心がどんどん変わってきたことがわかってきた。

 

夜もう1回、あえて嬉しかったな。

 

 

そう思ってしまった。そこで実感した。

 

 

自分も好きになってしまったのかもなあと。

 

下手したら自分の子供くらいの歳の男の子。